補酵素の代表!ビタミンB群の種類と役割

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酵素と手を組んで酵素の働きをサポートしている補酵素。基本的にはビタミンやミネラルがその役割を担っています。

その中でも「ビタミンB群」はそのすべてが補酵素として機能することが知られています。

特にアミノ酸、糖質、タンパク質、脂質の代謝に深く関わっているため、酵素で健康な体を作るにはビタミンB群はとっても大事!

ビタミンB群の種類

・ビタミンB1(チアミン)

炭水化物などの糖類を分解し、エネルギーの代謝に関わる補酵素です。米など炭水化物が主食の私たちにはとっても大事ですね!ビタミンB1が足りなくなると昔流行った脚気という栄養欠乏による病気に罹ってしまいます。昔の日本はビタミンB1を摂取できる機会が少なかったらしいですからね。

ビタミンB1を摂れる食材

うなぎ、豚肉、玄米、たらこ、海苔など

・ビタミンB2(リボフラビン)

こちらも糖質の代謝に関わっています。他にも細胞の新陳代謝や脂肪の分解、燃焼をサポートする補酵素です。栄養ドリンクなどを飲むとおしっこが黄色くなるときがありますよね?それはこのビタミンB2の色なのです。

ビタミンB2を摂れる食材

レバー、納豆、鯖、卵など

・ナイアシン

糖質、脂質の分解に大きく関わっている重要な補酵素です。このナイアシンを活動に必要としている酵素はなんと数百種類にものぼると言われていて、私たちが健康に生きていく上で非常に重要な補酵素と言えるでしょう。

ナイアシンを摂れる食材

たらこ、マグロ、鯖、レバー、豆類など

・パントテン酸

パントテン酸も多くの酵素をサポートする役割があり、最近では美容関係の補助成分としても注目を集めています。腸内で善玉菌をサポートする役割や、抗不安作用の補助役としても優秀な身体的にもメンタル的にも重要な補酵素です。

パントテン酸を摂れる食材

レバー、牛乳、納豆を始め、ほとんどの食品に含まれています。

・ビタミンB6(ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン)

アミノ酸、糖質、脂質といった基本的な代謝に関わっており、タンパク質をたくさん摂るような食生活をしている方は意識的に摂取すべきでしょう。特にアミノ酸の代謝、伝達機能が目立ち、肌の新陳代謝に深く関わっています。

ビタミンB6を摂れる食材

にんにく、レバー、マグロ、カツオ、豆類

・ビオチン

他のビタミンB群と同じく栄養素の代謝酵素をサポートする補酵素で、特にカルボキシラーゼという代謝酵素の補酵素として知られています。またアレルギーの原因ともなるヒスタミンを構成する物質を尿などで体外へ排出する役割もあり、皮膚炎の治療などにも使われています。

ビオチンを摂れる食材

レバー、魚類、豆類など

・葉酸

アミノ酸の代謝やDNAに関わってくるビタミンB群の中でも非常に重要な栄養素です。特にお腹にいる赤ちゃんの栄養状態への影響が強く、2000年に厚生労働省が、妊娠を考えている女性に葉酸の摂取を推奨しているほどです。細胞の新陳代謝に必要な仕事もしてくれるので女性には積極的に葉酸を摂ることをおすすめします。

葉酸を摂れる食材

ブロッコリー、ほうれん草、モロヘイヤ、いちごなどの他、不足しがちなのでサプリもおすすめ

ビタミンB12(シアノコバラミン)

脂肪の代謝にDNAと関わって新しい細胞を作る手助けをしている補酵素です。葉酸と協力して血液中のヘモグロビンの輸送にも関わっているので、貧血対策になる栄養素としても有名です。メラトニンというホルモンのバランスを調整する仕事もでき、睡眠に関するホルモンバランスを維持する役割もできる優秀な補酵素です。

ビタミンB12を摂れる食材

しじみ、あさり、赤貝、レバー、海苔など

ビタミンB群は補酵素の代表的な栄養素で、効率よく摂取できれば健康状態への影響も非常に大きいでしょう。経口での摂取も大事ですし、腸内菌が合成してくれるものもあるので腸内環境を整える意識も重要になってきます。

ビタミンB群でいつも忙しく働いてくれている酵素を少しでも手助けしてあげましょう!

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