酵素ドリンクには酵素が入っていない！？

巷で流行中の酵素ドリンク。健康やダイエット情報に敏感な方なら聞いたことがあると思います。この酵素ドリンクとはいったいどういった飲み物なのでしょうか。

効果がないんじゃないかとか本当にダイエットに使う意味があるの？などとよく疑問に思っている人を見かけます。

しかし！そういった人は「酵素ドリンク」に対して大きな勘違いをしていると思うのです。

酵素ドリンクに酵素は入っていない！？

酵素ドリンク。名前だけ聞くと酵素を摂取できて体に良い！という印象を持ちますね。

しかし、実際は「酵素ドリンク」に酵素は入っていないのです。

製造会社の酵素ドリンク成分を見ると、野菜や野草類がほとんどの成分を占めています。食物酵素がたくさん含まれていますね。これを一定の期間発酵させてドリンク、ジュース状にして販売されているわけなのですが、その過程で熱処理、摂取の過程で消化することでほとんどが破壊されてしまいます（失活）。そのため活動している酵素をそのまま摂取することはほとんどできません（一部例外あり）。

つまり「酵素ドリンク」とは、生きたままの酵素を摂取するためのものではないのです。

じゃあどう表現すればいいのかというと・・・

「植物を発酵させた発酵栄養飲料」という表現が正しいのではないかと思います。

ではその発酵飲料はどう酵素と関わってくるのでしょうか。

補酵素を補える

酵素の多くはそれのみでは活動できず、「補酵素」という物質が必要です。

その補酵素とは主にビタミンやミネラルがその役割を担い、酵素と手を組むことによって初めて酵素が活動を開始します。

したがってこのビタミンやミネラルが無ければ体内の酵素は十分な仕事ができず、体調不良や病気になりやすくなってしまいます。

酵素ドリンクの中には何十種類もの野菜が含まれていて、さらに発酵という栄養素が増えやすい過程を経ているので結果的にビタミンやミネラル、補酵素を十分な量摂取することができるのです。

さらに発酵することであらかじめ微生物が素材を分解してくれているため、消化にも非常やさしく、ダイエットなどにはもってこいです！

ダイエットへの使い方はこちらをご参考ください→ファスティングには酵素ドリンク！

発酵という過程と、酵素ドリンクに含まれる材料の種類の豊富さを考えると非常にエネルギー効率がいいのです。

生野菜を大量に食べることができればビタミン摂取としてはそれでいいのかも知れませんが、毎日毎日生野菜を大量に食べられる人ってそんなにいませんよね？笑

短期間でダイエットをする場合、固形物は取りたくない！と考えている人も多いでしょう。

酵素ドリンクはその点ジュースに近いですし、会社によっては甘みのついたものなども販売されているので、軽いダイエットから本格的な健康維持まで幅広く使える飲み物ですよ。

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