花粉症と腸内環境は関係あり?

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新しい命が芽吹き始める春は日本の季節の中でも特に美しい季節ですよね。

しかし逆に春を迎えるのが憂鬱だという人も中には多いのではないでしょうか?

その原因はおそらく「花粉症」でしょう。何もしていないのにとめどなくあふれてくる鼻水と涙とくしゃみ、せっかく美しい季節なのにこの花粉症があるだけで春が来てほしくないと思っている方も多いかと思います。

花粉症を治すにはまず薬をもらって対処している方がほとんどだと思いますが、花粉症の薬には眠くなるというデメリットもあり、できれば飲みたくない場合も多いんですよね・・・

この花粉症は実は生活習慣や、腸内の環境と関りが深く、それらを見直すことで花粉症にできる限り抵抗できるかもしれません。

日々の生活を見直すことで清々しい春を過ごせるようなれば、また季節の移り変わりも楽しみになるというものです!

花粉症になる理由とメカニズム

花粉症はアレルギー反応

花粉症はイネやシラカバ、マツ、スギなどの植物が作り出す花粉が鼻やのどの粘膜に付着し、アレルギー反応を起こすアレルギー疾患の一つです。日本だと特にスギ花粉の影響が大きいと言われていますね。

アレルギー反応を起こすまでの順番としては、

1、花粉が粘膜に付着して対抗するため免疫ができる

2、再び花粉が粘膜に付着した時にできている免疫が過剰反応を起こし、主に肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった物質を体内に多く生合成

3、これらの物質が異物を体外に排出しようとするときに特定の粘膜や細胞を刺激して鼻水の分泌、鼻づまり、くしゃみなどの症状が出る

大まかに分けるとこういう反応になっています。

花粉症の原因物質ヒスタミンとは

免疫機能によって体内に生合成されるヒスタミンは過剰に生み出されると上記のようなアレルギー反応を起こしやすい花粉症ではもっとも警戒しなければいけない物質です。

体内だけではなく食品にも存在することがあります。一番有名なのはサバなど青魚を食べたときに起こるアレルギーでしょうか?これはサバなどの青魚が必須アミノ酸である「ヒスチジン」を多く含んでいて、その魚の鮮度が落ちた時に「ヒスチジン」を「ヒスタミン」に分解する酵素を持った菌が付着して引き起こされる症状です。

青魚の刺身は鮮度がよくないといけないというのはこういう理由からですね。

花粉症になりやすい人、なりにくい人

花粉症になりやすい人となりにくい人を単純に分けるのは難しいとされています。遺伝が原因になっている人もいれば、大気汚染やハウスダストやダニなど元々アレルギー源となる要因が多い場所で育ってきたことが原因となっている人もいて、人間一人一人大きく違うそうです。

しかしどんな人でも花粉症の原因となり得るのは「免疫機能」の低下です。上記した通り花粉症はアレルギー反応なので、体の免疫機能が低下したり乱れている人は花粉症になりやすいと言われています。

体質を変えて花粉症に対抗!

花粉症における抗ヒスタミン薬の是非

花粉症になって病院に行ったらお医者さんが薬をくれます。ヒスタミンの生合成、分泌を抑える「抗ヒスタミン薬」という薬ですね。

お医者さんが出してくれる薬なので花粉症の対策に間違いなく役立ってくれるでしょう。しかし、この抗ヒスタミン薬を使ったことのある方なら分かると思いますが副作用が起こることもあるのです。代表的な副作用が眠気や口の渇きですね。

薬の注意欄にも車の運転は控える旨が記載されています。

ヒスタミンは脳を覚醒させるために必要な物質でもあるので、それを阻害する抗ヒスタミン薬を飲むと脳がぼーっとしてしまうので眠気や集中力の低下が副作用として起こることがあるのです。

最近の新しい花粉症の薬は昔に比べて比較的副作用が出にくいものになっているらしいですがいまだ副作用については個人差が大きいというのが現状です。

解決できるなら薬で解決するのもちろんいいのですが、生活習慣や食事を見直すことで花粉症になりにくい体質を作っておくとつらい思いをする機会が減るかもしれません。

免疫機能と腸内環境を整えて花粉症対策!

花粉症になる原因の一つに免疫機能の低下が挙げられることはすでに述べました。

免疫機能は体内の自動調節システムである「ホメオスタシス」で調節されています。体内に侵入してきた花粉を排除しようとヒスタミンなどを自然に生合成するのもこのホメオスタシスによるものです。

ホメオスタシスについてはこちらもご参考ください→ホメオスタシスとは?

このホメオスタシスは日々の生活で常に自律神経とホルモン分泌、免疫機能の基準を変えながら体内で機能しています。したがってこの機能が乱れると過剰なアレルギー反応が起こりやすくなってしまうため花粉症などの免疫異常が頻発してしまうのです。

自律神経を司る脳ももちろん大事なのですが、脳と同じくらいホメオスタシスの維持に関わっているのが腸内環境です。腸内には何千兆という数の腸内細菌がいて、日々腸内の維持や有害なウイルスの殺菌、ビタミンの合成などを行って私たちの健康を支えてくれています。

免疫細胞も大部分が腸に集中していて、体全体で6~7割の免疫細胞が腸に集中しているため体内で最大の免疫期間と呼ばれることもあります。

すなわち腸内環境を整えることで免疫機能を安定させ、過剰なアレルギー反応をできる限り抑えようというわけですね。

善玉菌を増やし、消化にいいものを摂って腸内環境を維持!

腸内環境を整える際に一番大事なのは善玉菌を増やす事。

こちらの記事もご参考ください→腸内環境を整える

善玉菌を増やすにはオリゴ糖や食物繊維、乳酸菌や酵母菌の死菌などを積極的に摂ることをおすすめします。また、肉類など消化の悪いものばかり食べていては悪玉菌が増えて腸内の環境が悪くなるので日々の食生活から見直していく必要があります。

このサイトで紹介している酵素ドリンクはビタミンを補給しつつファスティングなどによって腸内の環境をリセットできる可能性があるので腸内環境の維持を目的とした使い方もできておすすめですよ。

食生活や生活習慣の見直したからといってすぐに花粉症を治めることはできませんが、長期的に免疫機能や健康の維持をはかるのであれば生活と食事の見直しは必要なことだと思いますので、花粉症に悩まされていてかつ薬もあまり飲みたくない人はこれらの改善にチャレンジしてすることをおすすめします!

菌類入りのおすすめ酵素ドリンクレビュー→優光泉を飲んでレビュー!

まとめ

・花粉症はアレルギー反応

・花粉症の原因は様々だが免疫機能の低下が原因も多い

・腸内を整えると免疫機能に役立つ

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