補酵素(ビタミン)の水溶性と脂溶性の違い

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補酵素として酵素の働きをサポートしてくれるビタミン。そのビタミンは吸収の過程や排出方法、溶けやすい状況などで種類が分かれていることをご存知ですか?

大きく分けてビタミンは「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」に分けられます。

水溶性ビタミン

水溶性ビタミンはその名の通り水分に溶けやすく、人間の体内で水分の状態で吸収されます。

代表的なものとしてはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、ビタミンCなどが挙げられます。

含まれている食材としては緑黄色野菜や青魚、レバーなどに含まれています。

水溶性ビタミンを含む食品を調理するときに気を付けなければいけないことがあります!

水溶性ビタミンは水に溶けるので、長時間茹でて調理すると茹で汁に溶けだし、効率的に摂取できない可能性があるため、茹で時間には注意しましょう!また水洗いでも多少ビタミンが流出する可能性があるのであまり長く洗いすぎないように!

野菜ドリンクなど調理した汁ごと飲める場合は問題ないのですが、野菜を煮物などにするとどうしても長時間煮込むこととなり、ビタミンが減ってしまいます。そういった場合はできるだけ汁の中に溶けだしたビタミンも摂るために野菜の部分に汁も多く絡めて食べるのがおすすめです

でも塩分の過剰摂取にもなりかねないのでほどほどの量にしてくださいね。

脂溶性ビタミン

脂溶性ビタミンは油に溶けやすく水には溶けづらい性質を持っています。

代表的なものはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなど。

含まれている食品は卵黄や牛乳、レバー、うなぎや納豆などですね。

ビタミンAやビタミンEは活性酸素を除去する抗酸化作用があることでも知られています。

こちらの記事をご参考に→活性酸素に効果的なビタミン

水溶性ビタミンは体外に排出されやすいですが、脂溶性ビタミンは体内にある程度残りやすいため過剰摂取には注意が必要です。過剰症としては頭痛、吐き気などの症状が出ることがあります。普通に食事で摂っている程度では大丈夫だと思いますが、脂溶性ビタミンをサプリなどで多めに摂っている方は過剰摂取症状に気を付けてください。

ビタミンは酵素の働きになくてはならない大事な補酵素ですので、摂取するときは調理方法や量などを考えて効率的に摂りたいですね!

まとめ

・水溶性ビタミンは水に溶けやすい

・脂溶性ビタミンは油に溶けやすい

・ビタミンACEが活性酸素対策になる抗酸化作用持ち!

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