酵素ってなに？私たちの体になくてはならない存在

酵素とは？

そもそも酵素って何？単語自体を知らない人はいないと思いますが、酵素って何のためにあるの？何をしているものなの？と思っている人はたくさんいるでしょう。

酵素という単語を洗剤だったり健康食品やダイエット関連のＣＭで耳にしたことがあるという方も多いはずです。

酵素は生物が生きていくには欠かせないもので、消化や代謝などあらゆる生命活動に関わっている重要な物質なのです。アミラーゼ、プロテアーゼなどなど・・・名前だけは聞いたことがあるかもしれませんね。

例えば消化酵素は唾液や胃液などに含まれていて、食べ物を私達が生きていくのに必要な栄養分に変換してくれます。小さな酵素たちはＤＮＡから受けた命令のもと、決められた物質を取り込んで処理し、再びその仕事の対象がやってくるを待ちます。

息をするのだって酵素が関わっているんですよ！他にも新陳代謝や血液の循環などにも関わっていて、きちんと私たちが生命活動を続けられるように日々仕事をしてくれているのです。

あと日本人にはなじみ深い納豆。あの食品にもナットウキナーゼという酵素が含まれていて、それが血液中の物質と反応しあって血液をサラサラにする健康効果が生まれているという話です。まあこの効果自体も諸説あるので後ほど紹介したいと思います。

「じゃあその酵素ってやつを体内で増やせば健康になれるんじゃない？」と考えられますよね。

しかしそれはそう簡単な話ではないのです。

酵素はサポートしてあげないといけない存在

酵素はＰＨ（酸性とかアルカリ性とかのやつ）や熱、塩分濃度の変化などで簡単に活動を停止、破壊されてしまいます。もちろん酵素によって耐性が異なるので、たまにものすごく熱に強いやつとかもいますが・・・決して環境の変化に強くない酵素を体内で増やすということは難しいのです。

かといって全く不可能なわけでもないのも事実。

健康な体を得るためにはその酵素の知識を的確に学び、酵素が人間の健康のために働いてもらうための準備をする必要があるのです。何万種類にも及ぶと言われている酵素を効率的に働かせるにはどうしたらよいのでしょう。

酵素を上手く利用して健康な体を作ろう。というのがこのサイトのテーマになります。酵素の種類や体内での活動、酵素が人体に及ぼす影響など様々な角度から考えていきます。

食品という形で口から食べても酵素は消化の過程で失われる？ダイエットには効果がない？最近有名だけど酵素ドリンクって何？といった疑問も含めて、総合的に「酵素」という物質を理解しましょう！

こちらの記事も参考に→補酵素とは？酵素に無くてはならないもの